あしあとのかたち

物理学を学ぶ大学生が思ったことを書きます

物理学を学ぶまでの道のり(前半)

僕は今、大学で物理学を勉強しています。

 

数年前の自分はまさか大学で物理学を学ぶことになるとは

思ってもいなかったでしょう。

 

しかし、僕の性格というか興味によって、

遅かれ早かれ物理学を学ぶことになっただろうと今では考えています。

 

今回はこれまでの人生、20年弱を振り返り、

どこにでもいそうな、ある子供が

物理学を学ぶまでののりをたどっていきたいと思います。

 

今回は物理という切り口だけで人生を振り返るので、

もっと詳しい振り返りは今後書いていきたいと思います。

 

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好きな風景

幼少期

 

 

共働きの両親のため、

祖父母のところによく預けられていました。

 

僕は一番上で、

のちに下に兄弟ができますが、少し年が離れているので、

一人っ子期間が5年ほどありました。

 

また僕にはいとこがいません

 

いとこがいないのは割と珍しいんじゃないかなと思います。

 

小学生ぐらいまでは、

みんないとこがいていいなぁ

と思っていました。

 

この間、いとこと~ 

みたいなことを言ってみたかったです。

 

いとこも兄弟もいない僕は、

祖父母にとっては唯一の孫なので

とても甘やかされていました。

 

やりたい放題できたこの時期が、

自由に一人で何かをすることを好む人間を作ったんだと思います。

 

小学生時代

 

 

問題児でした。

 

遅刻しなかったことのほうが少なかったです。

 

授業中はほとんど机に突っ伏していました。

 

クラスメイトのランドセルを二階の教室の窓から投げて怒られました。

 

ですが、2年生の通知表には、2学期の担任の先生からのコメントで、

机に突っ伏すことが減ってきました

と書いてあります。

 

何か心変わりがあったんでしょう。

 

学校は嫌いでしたが、算数は好きだったようです。

 

通知表の成績も算数だけよかったですし、

保育園のころにやったであろう100マス計算のノートも家にありました。

 

僕は小3に上がるタイミングで転校しました

 

田舎の、1学年1クラスの学校でした。

 

3年生の時の担任が怖かったので、

僕は問題児ではなくなりました。

 

その後は普通の小学生として過ごしていました。

 

算数は相変わらず好きでした。

 

5年生くらいの時に宇宙の本を買ってもらいました。

 

宇宙の始まりを想像するのが好きだったし、

その本の、惑星とか銀河とかの絵がとてもきれいだったからです。

 

この本が唯一親にねだって買ってもらった本です。

 

実は僕は高校を卒業するまで、

まともに本を1冊も読んだことがありませんでした。

 

 

中学生時代

 

 

僕は3年間塾に通わせてもらっていました。

 

小学校の時の授業があまり面白くなかったので、

塾の授業は面白いんじゃないかなと思ったからです。

 

思った通り、塾の授業は面白かったです。

 

新鮮で興味深い話が毎回楽しみでした。

 

特に文系を担当していた先生が熱心な方で、

中学1年で3年間の英語の文法をやってしまおうと言って、

結局そうなりました。

 

英文法はパズルのような感じでとても楽しかったです。

 

また日本語以外の文法を知ることで、

それまで意識していなかった日本語のことも少しわかった気がしていました。

 

しかし中3になって塾が嫌いになりました。

 

先取りでやっていたので、

この1年間は新しく学ぶこともなく

復習して高校入試対策をするというものでした。

 

クラスのみんなは勉強に躍起になり、

みんなで点数を競い合い、競われ

 

幼少期の経験から、

人と競うことに慣れていない僕は

こういう状況に違和感を覚え始めました。

 

僕より高い点数を取って自慢されることには

あまりなんとも思わなかったんですが、

僕に点数で負けて悔しがるのを見るのは

理解できないものへの恐怖を感じていました。

 

そこからいわゆるお勉強が嫌いになりました。

 

(何かを知ることではなく、テストで点数を取ることです)

 

テストでいい点数をとってもうれしいと思いませんでした。

 

1位になったとしても、

順位は相対的なもので無意味と思っていました。

 

(もし気分を害された方には申し訳ありません。ただ純粋にそう考えていました)

 

中学から理科の中に物理がありますが、

このときは特に好きでも嫌いでもありませんでした。

 

オームの法則とかはなぜ成り立つのかわからなかったので、

あまり好きではありませんでした。

 

 

 

 

前半終わり。

 

書いていたら長くなったのでここまでを前半として一時中断したいと思います。

 

読んでくださった方々どうもありがとうございます。

 

では。

 

(この記事の後半です。)

asiatonokatati.hatenablog.com