あしあとのかたち

物理学を学ぶ大学生が思ったことを書きます

受験勉強の思い出(高3前半編)(勉強しました。)

この記事は前回の続きです。

 

asiatonokatati.hatenablog.com

 こちらを読んでいらっしゃらない方は先にこちらを読んでくださるとうれしいです。

 

 

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好きな風景

 

 

 

3年次

 

3年次といっても、

ここでいうそれは3年の6月からのことを指します。

 

なぜかというと、

5月末に部活を引退するまでは2年次の僕と何ら変わりないからです。

 

 

2年次後半くらいに、

僕は大学で物理学を勉強したいと思い、

大学に行こうと決心しました。

 

進学校に行ったので、

大学に行くことはほとんど当然のことだと思っていましたが、

それまではどの大学で何を勉強したいかなど何も決まっていませんでした。

 

考えてすらいませんでした。

 

それで僕は、

2年次の終わりころから勉強しようかなと思い始めたんですが、

最初うちは全く集中することができませんでした。

 

勉強をしていると新しいことを知ることも多くて、

そういうときは面白いなぁと思えました

 

しかし、

勉強に取り掛かるまでにかなり時間がかかったり、

勉強し始めてもすぐに集中が途切れてゲームをしだしたりと、

なかなかはじめのうちはうまくいけませんでした。

 

僕は意志が弱い人間です。

 

なので、

半ば逃げのようなものですが、

部活を引退した6月から勉強を始めようと思いました。

 

6月までを、

長時間集中できるようになるための期間にしたわけです。

 

すると、

気が楽になり、

勉強時間こそは少なかったですが、

ポジティブな気持ちで勉強に取り掛かることができました。

 

ただ純粋な知的好奇心だけで勉強をすることができました。

 

(といってもあまり勉強していませんが)

 

5月末になり、部活を引退しました

 

準備期間が効果的だったのか、

すんなりと勉強に移行することができました。

 

 

受験勉強初期

 

6月から夏休み前までの2か月弱を

受験勉強初期という風に呼びたいと思います。

 

この期間以前の僕は全く勉強しなかったんですが、

志望校は東工大していました。

 

なぜかというと、

僕はセンター試験が大嫌いだったからです。

 

センター試験はいわゆるお勉強で、

思考力というよりも事務作業の運営力や知識量、点数を取るテクニック

みたいなのが必要とされるものだと考えていました。

 

特に、

最後の受験テクニックというものが

自分の肌には全く合いませんでした。

 

将来性がない、その場限りのもの

身に着ける気にはなりませんでした。

 

例えば、数学では、

まともに計算しては頭の回転の遅い僕は時間内に終わりません。

 

そこであらかじめ公式のようなものを覚えておくと時短になるんですが、

そういう無駄な暗記が嫌いでした。

 

三角関数の三倍角の公式も

本番でも、加法公式から導出していました。

 

そこに学びの楽しさを感じることができませんでした。

 

ということで、

センター試験が950点中600点いけばいい東工大を選びました。

 

センター試験600点以下で受かって、

物理が勉強できる大学はあまりないものです。

 

600点取ればとか言っていますが、

当時は確か300点くらいでした。

 

当時、

東工大の入試は、

数学4割、物理、化学、英語がそれぞれ2割ずつ

という得点配分でした。

 

この中で6割弱取れば受かるという感じでした。

 

この時の僕は

どの教科も受かるようなものではありませんでしたが、

過去問を見て、

物理は何となく解けそうだと思いました。

 

英語はなぜか文章量がどの大学よりも多く

これは無理だと思いました。

 

(入試本番でもあんまり文章を読んでません。というか読みきれません。)

 

英語抜かしても残りの8割で得点すればいいかと思って、

英語は結局あんまり勉強しませんでした

 

数学、化学については、

過去問を見ても当時の僕は難しいのかどうかすら全く分からなくて、

調べてみると、

どうやらかなり難しいようだと分かりました。

 

(実際、受験勉強後期にいろいろな大学の問題と解きましたが、最も難しい大学の一つだと感じました。)

 

そういうわけで、

自分が勉強しなければいけないのは化学と数学だろうと思いました。

 

化学は知識もたくさん身に着けないといけなくて、

早くやりすぎても忘れるんじゃないかと思って、

まずは数学からやろうと思いました。

 

ということで、

受験勉強初期は数学しかやっていません

 

数3ができないとかそういうレベルではなく、

数1から知らないという悲惨なものでした。

 

そこで、

3年間の数学の基礎的な部分を勉強しなければいけなかったので、

僕は大学への数学、1対1対応というものをやりました。

 

よく知りませんが、

大学への数学は受験界隈では有名らしいです。

 


1対1対応の演習/数学1 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)
 


1対1対応の演習/数学A 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)
 


1対1対応の演習/数学II 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)
 


1対1対応の演習/数学B 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)
 


1対1対応の演習/数学3 微積分編 (大学への数学 1対1シリーズ)
 


1対1対応の演習/数学3 曲線・複素数編 (大学への数学 1対1シリーズ)
 

 

数3は内容が多いのか、

2冊に分かれています

 

数学をほとんど勉強していなかった僕でもわかるような内容ですが、

これさえできれば東工大だろうが東大だろうが、

おおかたの問題はこれらの組み合わせで解けるというものです。

 

入試問題というものは教科書の範囲からしか出ないので、

教科書を分かりやすくまとめたこのテキストは

短時間で内容を理解したい人にはお勧めだと思います。

 

時間があるなら、教科書で十分理解できるはずです。

 

(といっても、内容を理解しただけではなかなか問題は解けず、過去問などで慣れる必要はあると思います。)

 

僕はこの期間ほぼ毎日このテキストをやっていました。

 

授業中もずっとやっていました。

 

授業は聞いても全く分かりません

 

その甲斐あって、

2か月弱で3年間の数学をある程度勉強することができました。

 

 

(高3前半おわり)

 

だいたい1記事2,000字を目安に書いていますが、

書き始めるとすぐに2000字を越えてしまいます。

 

もともと僕は作文が苦手で、

ブログ始めたての頃は2000字書くだけでかなり疲れていましたが、

最近は2000字書くのに慣れてきてそんなに苦ではありません。

 

かなり冗長的な文章ですが。

 

もっと簡潔に文章を書けるようになりたいです。

 

もし受験を控えた方が読まれたのなら、

こんな絶望的な状況からでも勉強すればなんとかなる

という風に解釈してくださるとありがたいです。

 

次回は僕が高3の時の秋冬に当たる時期について書くので、

参考になるか分かりませんが、

これからの時期の勉強の一例としてぜひご覧ください。

 

ここまで読んでくださってどうもありがとうございます。

 

では。

 

(この記事の続きです。)

 

 

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