あしあとのかたち

物理学を学ぶ大学生が思ったことを書きます

受験勉強の思い出(高3中編)(猛勉強しました。)

この記事は前回の続きです。

 

 

asiatonokatati.hatenablog.com

 

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受験勉強中期

 

 

8月から11月あたりを受験勉強中期と名付けましょう。

 

受験勉強初期は数学しかしませんでしたが、

中期は数学、物理、化学、英語とわりとまんべんなくやりました。

 

 

 

 

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好きな風景

 

 

 

 

数学について

 

数学は、

上級問題精講という問題集をやっていました。

 

 

かなりレベルの高い問題も多かったですが、

初期でやった、大学への数学1対1対応というテキストで身に着けたことが

活きている感じがしました。

 

この問題集の特徴としては、

難しいけれど、解くと力がつくような問題が多い

ということが挙げられます。

 

問題の選び方がよくて、

内容が被る問題が少なかったので、

時間のない僕にはもってこいでした。

 

逆に言えば、

1冊やりきらないとあまり効果が得られないのかなと思います。

 

掻い摘んでやっていては大事な考え方や解法を見逃すかもしれません。

 

志望校が数3をよく出題していたので、

数3のほうはほとんど全部解いたと思います。

 

1A,2Bのほうは面白い問題もありましたが、

全体的に微妙だった気がします。

 

この問題集の難しい問題をじっくり考えるのが楽しかったです。

 

数学は、大学受験においては、

1対1対応と上級問題精講と過去問しかやっていません。

 

(上級問題精講1A2Bは全部はやっていませんが)

 

少ないと思われる方もいるかもしれませんが、

受験勉強においてはいろいろな本に手を出す必要はないと思います。

 

これはどの教科にもある程度言えることではないでしょうか。

 

教科書みたいな、内容を理解する本

理解した内容を実際に使ってみる、問題集

最後に志望校の問題になれるための、過去問

 

これさえしっかりやればある程度の問題は解けるようになると思います。

 

僕の場合は

1対1対応→上級問題精講→過去問

という具合にやりました。

 

物理について

 

物理は名問の森という問題集を解いていました。

 

 

この問題集も、上級問題精講のような

問題選びの良さが特徴です。

 

この問題集の問題がほとんど解ければ、

おおかたの入試問題は解けるようになると思います。

 

2冊ともほぼ全部の問題を解きましたが、

たしか原子の分野は解いてないような気がします。

 

ここで、

あれ、物理の内容理解はどうしたの?

と思われたかもしれません。

 

僕は、

ある程度教科書で理解していました。

 

実は、

高校の物理の先生が厳しい方で、

授業中に寝ようものなら生きては返れないような恐ろしさがありました。

 

それに、

不意に質問してきて、

それに答えられないと立たされて、

その後の問題に答えられるまで座れませんでした。

 

なので、

物理に関しては1,2年の間も

授業で教科書の内容をある程度理解していました。

 

なので、物理は

教科書→名問の森→過去問

という感じで取り組みました。

 

化学について

 

受験勉強中期は

化学の新演習という問題集をやっていました。

 

これとセットの

化学の新研究

というものもよく読んでいました。

 

 

化学の新研究はとても分厚く、

一応教科書という部類に属しますが、

分厚さゆえの詳しさが特徴です。

 

化学辞典といったほうが適当かもしれません。

 

僕はこの辞典をほとんどすべて読みました

 

詳しいので読んでいてとても面白かったです。

 

化学の新演習について、

問題数もかなり多く、

高校化学の全部の知識をカバーしているといっても過言ではありません。

 

東工大の化学の試験形式が

記号または計算結果だけでした。

 

記号問題においては、

いくつ選べとかも与えられなくて消去法が使えませんでした。

 

このように、

かなり正確な知識が要求されたため、

僕にとってこの2冊はありがたい存在でした。

 

ここで、

化学の内容理解には何を使ったのかというと、

化学の新演習、新研究を使いました。

 

化学の新演習は、

問題の難易度ごとに☆、☆☆、☆☆☆

が振り分けられていて☆が1番易しいという具合です。

 

☆の問題は、

問題というよりも知識をつけるために虫食いクイズみたいな感じです。

 

簡単な計算問題もあります。

 

☆をマスターするだけでかなり力はつきます

 

センター試験や2次試験の難しくない問題は対応できると思います。

 

なので、

この2冊を教科書兼問題集として使っていました。

 

ということで、

受験勉強中期は

化学の新演習の☆を解いたり、新研究を読んだりしていました。

 

受験勉強全体を通しては、

化学の新研究、新演習→過去問

という具合です。

 

英語について

 

英語は前回言ったように、

受験期間通してあんまりやっていません

 

この時期は英単語をやりました

 

なんかの単語帳を1冊やったらいいと思います。

 

僕はターゲット1900というものをやりました。

 

 

これのセクション16までの1600単語を覚えました。

 

暇なときにちょこちょこ覚えていました。

 

英単語を覚えただけでテストの点数はかなり上がりました。

 

高校で英語をさぼった人はまずは英単語からやることをお勧めします。

 

中学校で習う程度の文法を知っていたら

英単語を覚えるだけでだいぶ変わると思います。

 

 

 

まとめ

 

ということで受験勉強中期にやったことは、

 

数学

上級問題精講(数3は全部、1A2Bはちょいちょい)

 

物理

名問の森(原子分野以外)

 

化学

化学の新研究を適当に読む

化学の新演習の☆問題

 

英語

ターゲット1900(セクション16まで)

 

という感じです。

 

(受験勉強中期終わり)

 

 

 

 

 

 

この時期はかなり勉強していました。

 

学校でも内職をしていたのでこの量をこなすことができました。

 

よい子はマネしないでください。

 

しかし、

高1、高2と勉強をさぼってきた人は諦めないでほしいです。

 

簡単に浪人したり、行きたい大学を断念したりしてほしくありません。

 

自分の志を大切にしてほしいです。

 

高校の内容は3年弱かけて学ぶようにカリキュラムを組んでいますが、

やる気になれば3か月くらいである程度の内容をカバーできると思います。

 

例えば、数学では10個くらいの分野を3年間で学びます。

 

その気になれば一つの分野を2日あればある程度できるんじゃないかなと思います。

 

(個人差があるとは思いますが)

 

どんなに難しい問題と対峙しても

頑張っていろいろ試したり調べたりしたらいつかは分かるはずだ

と思い込むことが大切だと思います。

 

僕も普段物理学を勉強していて、

しばしば分からない問題に遭遇します。

 

30分考えたら分かるときもあれば、

1日中ずっと一つの問題に悩まされることもあります。

 

1日中分からないままの時でも、

いつかは分かると思い込んでいます

 

それで、

次の日またその問題を見てみるとすんなり解けてしまう

ということもよくあります。

 

あぁ、こんなのでよかったのか

と自分の頭の足らなさを感じる毎日です。

 

一度分かってしまうと分かっていなかった時の自分が不思議に思えます。

 

分かると分からないは紙一重です。

 

だから、分からないに恐れないでください

 

今年度はコロナや入試システムの変更で、

今までのどの年よりも大変だと思います。

 

僕の記事がどれほど益があるのか分かりませんが、

今回の記事はちょうど今の時期に当たるので参考になれば幸いです。

 

次回は12,1,2月の勉強を書きたいと思います。

 

書いてほしいことがありましたらコメントください。

 

ここまで読んでくださってどうもありがとうございます

 

では。